ごうけいほうもんしゃすう

大島寸景

2011年8月28、29日の気仙沼大島。

大島に到着したフェリーからの眺め。大島へは気仙沼よりフェリーで30分ほど。港にがれき置き場が見える。

フェリーから見た港の様子

船の上から見るとそれほど高く感じなかった瓦礫も、下から見ると高さを感じる。

瓦礫置き場

島内で見かけた石碑。過去の地震・津波被害について記されている様だ。文章が草書体で書かれてあり、何と書いてあるのか読み取れない(*)。

地震・津波被害について記された石碑

文字が読みやすくなるように画像に加工を施したもの(クリックで拡大)。

石碑、文字が読みやすくなるよう加工

島内で見かけたもう一つの石碑。題は英語で理解が容易だが、本文が漢文で書かれており、読むことが出来ない(*)。

地震・津波被害について記された石碑

文字が読みやすくなるように画像に加工を施したもの(クリックで拡大)。

石碑、読みやすくなるよう加工

小田の浜海水浴場へ続く道を歩く。案内標識が倒れたままになっていた。

海水浴場の案内

道路が抉られ、小さな池のようになって途切れている。対岸まで20メートルくらいだろうか。

陥没し浸水している道路
抉られた道路

迂回して対岸に渡ると、細かな瓦礫や道路から剥がれたアスファルトが残っていた。大きすぎて動かせないもの以外はところどころにまとめられている。この日は、ビーチクリーンのボランティアが入っていた。

ビーチクリーン
一箇所にまとめられた瓦礫
公衆トイレの上の瓦礫
大きすぎて動かせないアスファルト

海沿いから高さのある場所へ、グラデーション状に家屋の被害が分布する。

海岸沿いの家

この日は穏やかな天気で、堤防の上で釣りをする人や、犬の散歩をしている人が見られた。

釣り人
散歩する人
松の木

鳴き砂で有名な「十八鳴浜(くぐなりはま)」。訪れたときは浜へ降りる階段が一部壊れていた。

十八鳴浜へ続く道
くぐなりはま

ここにもビーチクリーンが入ったのか、瓦礫がトンパックに集められている。

トンパックに詰められた瓦礫

亀山の展望台からの眺望。右手に気仙沼、左手に大島を臨む。(クリックで拡大)

亀山からの眺望

夜、対岸の気仙沼市階上付近のがれき置き場が燃えていた。

対岸のがれき置き場の火災

大島の星空。

大島の星空

*その後、これらの碑文の内容が判明しました。「気仙沼大島の津波の碑」をご参照ください。

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