ごうけいほうもんしゃすう

名取川沿いに残る昭和三陸津波の到達碑

昭和8年3月3日の地震で発生した大津波も東日本大震災の津波と同じく川を逆流しました。宮城県の仙台市・名取市を経て仙台湾にそそぐ名取川河畔に、その津波が到達したことを知らせる碑が立っています。今回の津波の逆流では傾いたものの、流されることはなかったようです。


碑とその由来を伝える看板
碑
看板

碑とその由来を伝える看板。上の写真のほかにも3本建てられたようですが、他の3本の所在は不明だそうです。


碑を横から見る

碑を横から見ると傾いているのがよくわかります。
側面に見える「地震があったら津波の用心」という警句は閖上の日和山の碑文と共通しています。

(写真はすべて2013年8月8日 宮城県名取市閖上新猿猴にて撮影)

センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

3がつ11にちをわすれないためにセンター
(せんだいメディアテーク 企画・活動支援室内)

〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1

TEL 022-713-4483

Copyright © 2024 sendai mediatheque. All rights reserved.