ごうけいほうもんしゃすう

<終了>「こえシネマ」~映像で話す場所~第11回

こえシネマチラシ表
schedule


今回上映するのは、土地や人びととの関係性が、それぞれ異なる2つの記録です。岩崎孝正さんは、震災直後に、東京から福島県の実家へ戻り、家族や友人たちにカメラを向けました。鈴尾啓太さんは、東京から東北に通い、沿岸部の風景と人を記録しました。

岩崎さんの映像には、僧侶である父親の姿や、友人たちとの会話など、ごくプライベートなやりとりが多く残されています。そこには、村が失ったもの、震災があっても連綿と続いていくものを記録しながら、被災した地元とどうにか向き合おうとしている記録者自身の姿が垣間見えます。

一方、鈴尾さんは、その土地や人に決して近づきすぎることなく一定の距離をとりつつも、光や風、人の表情や会話など、ささやかなことこそを映像にとらえています。そこに流れる時間や人びとの言葉は、外からの視点があったからこそ記録として残されたものであるように感じられます。

当日は、上映後に2人の記録者を囲んで、来場者同士で感想などを自由に語り合います。

日時:2014年11月30日(日) 15:00-17:30 (参加無料、申込不要、直接会場へ)
会場:せんだいメディアテーク7F プロジェクトルーム
主催:3がつ11にちをわすれないためにセンター(せんだいメディアテーク)
企画:こえシネマ


上映作品1
沿岸部の風景

*上映内容は、都合により変わる場合があります。

ゲスト:鈴尾啓太
1985年山口県生まれ。映像編集者。大学卒業後、カメラマン山崎裕氏の下で編集を行う。現在はおもにテレビドキュメンタリーの編集を行い、萩生田宏治監督や是枝裕和監督のテレビ作品にスタッフとして参加する傍ら、自主映画や劇映画の編集も行う。



上映作品2
村に住む人々

*上映内容は、都合により変わる場合があります。

ゲスト:岩崎孝正
1985年福島県相馬市磯部生まれ。震災後より、おもに福島の祭祀や地元の村の人々の活動を記録している。現在は東北芸術工科大学大学院デザイン工学部映像学科在籍。おもな作品に『福田十二神楽』(2013)『福島の光景』(2013~2014)など。


 こえシネマとは 
震災とそれを発端に起こった出来事は、私たちをとりまくさまざまな「距離」を浮き彫りにしました。その「距離」を意識したとき、私たちの中で言い出せなくなることばがあるように感じています。「こえシネマ」では、それらのことばを話せるきっかけになるのではないかと考え、身近な目線で記録された映像を見て話し合う場を2012年から開いています。
ブログ:http://koecinema.blogspot.jp

◎過去のこえシネマについては、下記の考えるテーブルのホームページでご覧いただけます。
こえシネマ第1回「被災地を撮ること/見ること」レポート
こえシネマ第2回「感情は誘われる~音は映像を変える~」レポート
こえシネマ第3回「その日から当事者になった/感情は誘われるⅡ」レポート
こえシネマ第4回「それぞれの距離に触れて」レポート


[2014年10月15日公開]

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センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

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