ごうけいほうもんしゃすう

〈終了〉「こえシネマ」~映像で話す場所~第14回

こえシネマ14チラシ


テーマ 日記のように

東日本大震災が起こる前から、日常的にビデオカメラで記録を行っていた人たちがいます。彼らは、震災発生直後も、その後の日常の様子も、それまでと変わらず日記をつけるかのように映像を撮り続けました。

日々まわされるカメラは、ニュースなどで目にしたことがあるような光景から、記録者のごく個人的な出来事まで、どれも等しく残していました。今では、記録者ですら記憶があいまいになっている日々の事柄もあるでしょう。時間が経過する中で、忘れていくことの戸惑いを感じることもあれば、忘れることでほっとできることもあるかもしれません。

当日は、被害の様子だけではない、個人個人がその後の日常を日記のように記録した映像を上映します。そこから得られた新たな視点を通して、来場者同士で感想などを自由に話し合います。

日時:2015年11月15日(日) 15:00-16:30 (参加無料、申込不要、直接会場へ)
会場:せんだいメディアテーク7F プロジェクトルーム
主催:3がつ11にちをわすれないためにセンター(せんだいメディアテーク)
企画:こえシネマ


上映作品①
山元町の記録

山元町の記録


3月11日もビデオカメラを携え、津波警報が出され役場に避難した直後から記録を開始。その映像は、対策本部や避難所が発足し運営されていく様子をつぶさに伝える。また、一時避難で身を寄せた県北・古川の親戚宅から山元町へと向かう様子、津波の被害を受けた自宅を片付ける様子など、その後の日々の様子をも記録し続けている。

記録:佐藤修一
撮影地:宮城県山元町など 
撮影年:2011年3月11日~5月ごろ
※撮影された映像記録の一部を上映予定 

上映作品②
地鎮

地鎮


仙台市内陸部の丘陵地在住。東日本大震災では地滑りなどによる甚大な宅地被害を受け、3月11日の地震発生直後からビデオカメラを手に、停電の暗闇のなか牡蠣フライを調理する妻の姿、地割れした庭、避難勧告を受けた家屋や自宅周辺の様子を撮影。さらには、1年をかけて自宅が復旧してゆくまでの工事の過程をも記録している。

制作:末武保政、末武二三子
撮影地:宮城県仙台市青葉区
撮影年月日:2011年3月11日-2012年4月30日
制作年:2012年
上映時間:20分


⇒こえシネマとは
震災とそれを発端に起こった出来事は、私たちをとりまくさまざまな「距離」を浮き彫りにしました。その「距離」を意識したとき、私たちの中で言い出せなくなることばがあるように感じています。「こえシネマ」では、それらのことばを話せるきっかけになるのではないかと考え、身近な目線で記録された映像を見て話し合う場を2012年から開いています。
ブログ:http://koecinema.blogspot.jp

⇒過去のこえシネマについては、下記の考えるテーブルのホームページでご覧いただけます。
こえシネマ第1回「被災地を撮ること/見ること」レポート
こえシネマ第2回「感情は誘われる~音は映像を変える~」レポート
こえシネマ第3回「その日から当事者になった/感情は誘われるⅡ」レポート
こえシネマ第4回「それぞれの距離に触れて」レポート


[2015年10月3日公開]

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センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

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