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【終了】星空と路−資料室−(2018)


震災まつわる事柄を記録してきた「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の参加者による、震災から7年をむかえる今の活動や記録群の一部を展示します。


3月11日の星空から7年が過ぎようとしています。
「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の参加者は、
技術や経験の有無にかかわらず、
震災にまつわる様々なことがらを記録してきました。
そこには震災による被害の状況や変わりゆく地域の姿だけでなく、
参加者一人ひとりの想いや言葉が映し出されています。
変わり続ける姿を冷静に見つめながらも、
変わらず受け継いでいきたい大切なものを守ろうとする想い。
あるいは、変わってしまった土地に新たな魅力や価値を創造する取り組み。
彼・彼女らの真摯で逞しい活動とその記録群を通し、
これから歩んでいく道のりについて、
ご来場いただいたみなさまと共に考えるきっかけになればと思います。


にちじ
2018年2月24日(土)-4月22日(日) 9:00-22:00
※3月22日(木)はお休み
ばしょ
せんだいメディアテーク 7f ラウンジ
※3月7日(水)-11日(日)は1f オープンスクエアで同時開催
さんか
入場無料・申込不要・直接会場へ


 星空と路チラシoutside   星空と路チラシinside


〈 ー資料室ー2018 参加者 〉
*7f ラウンジでは2/24(土)−4/22(日)あいだ展示します。
*1f オープンスクエアは、3/7(水)ー3/11(日)の期間のみの展示です。

越後谷出
写真家。震災直後から被害があった地域を訪れ、写真での記録を行う。沿岸部での定点観測撮影を継続的に行い、多数の記録をわすれン!に寄せている。パノラマで撮られた沿岸部の定点観測写真からは、日々移り変わる様子を見ることができる。
展示会場:7f ラウンジ

小森はるか+瀬尾夏美
映像作家の小森と画家で作家の瀬尾によるアートユニット。2011年3月、沿岸部のボランティアをきっかけに結成。翌年、岩手県陸前高田市に拠点を移し、移り変わる風景や人びとのことばの記録をはじめる。2015年からは仙台に移り、記録を未来や遠くの人に受け渡すための表現について考えながら作品をつくっている。資料室では、大津波の被害から20年後の “あたらしいまち”で暮らす人びとの様子を綴った『二重のまち』とそれをまちの人が朗読した映像を展示する。
展示会場:7f ラウンジ

佐竹真紀子
アーティスト。津波の被害が大きかった仙台の荒浜地区と蒲生中野地区に、市営バスの停留所を模した「偽バス停」を数ヶ所にわたって設置。偽バス停のある風景は、震災前の暮らしを語り、再びそこへ足を運ぶきっかけをつくっている。また、3.11オモイデアーカイブと協働で、かつて沿岸地域を走っていたバス路線を辿るツアーも実施。今回の資料室では、偽バス停を介して出会った風景から、震災前後の記憶の想起を試みる。
展示会場:7f ラウンジ、1f オープンスクエア

佐藤徳政(FIVED)
クリエイティブ集団FIVED代表として、生まれ育った岩手県陸前高田市森の前地区を中心に、伝統や文化を守り、伝承し、そして新たな伝説を創出する取り組みを行う。資料室では、かさ上げ工事による周囲の変化をよそに、変わらず存在していた五本松の巨石の様子を記録した「ほんじつの巨石」を展示する。
展示会場:7f ラウンジ

3.11オモイデアーカイブ(佐藤正実)
東日本大震災と地域の歴史を後世に伝え残すため、資料の収集・保存・利活用を行う市民団体。市民が撮影した写真の募集や、定点観測写真の撮影と展示、写真を用いた語る場づくり、ヒアリングをもとにした記録集の発刊、沿岸部へ足を運ぶ機会をつくる「3.11オモイデツアー」など震災アーカイブの利活用を模索している
展示会場:7f ラウンジ

高橋親夫
1級建築士。変わりゆく故郷への想いから、1984年より地域の記録をはじめ、1万枚以上の写真を撮影。2008年には仙台市博物館に寄贈。震災後も沿岸部を中心に記録を続けている。建築家としての視点で、津波によって流され露わになった住居の浴室やトイレに着目し、その素材や技法からそこでの暮らしの痕跡を丁寧に紡いでいる。
展示会場:7f ラウンジ

林剛平(歓藍社)
研究者として環境放射能調査に東北を訪れ、その傍ら食文化や手仕事の記録を始める。震災による変化を地域の人々が、どう受け止めていくかを見つめる。放射性物質が規制値以下であるにもかかわらず熊肉が出荷制限された山形県小国マタギ、かつて閖上にあった木造舟(さぐば)を再生する舟大工、福島県大玉村で藍を軸に「3.11後の農」を探求する歓藍社の活動などを記録する。展示では、各地の協同の場における伝承の記録をこれからに繋げる「創造性の萌芽、個々の修練、他者の介入」をテーマに紹介する。
展示会場:7f ラウンジ、1f オープンスクエア

みやぎ民話の会「声の図書室」プロジェクトチーム
みやぎ民話の会では、これまでに集めてきた民話をデジタルアーカイブにするために、震災後「民話 声の図書室」プロジェクトチームを立ち上げる。この活動の一つとして「2011.3.11 大津波に襲われた沿岸の集落で、かつて聞いた《いいつたえ、むかしばなし、はなし》」というテーマを掲げて、いまは聞けなくなった被災地の浜で語られた民話を紹介している。今回は宮城郡七ヶ浜町周辺の民話を土地の写真とともに展示する
展示会場:7f ラウンジ

うぶこえプロジェクト(濱田直樹)
東日本大震災をきっかけに発足した音楽プロジェクト。震災時にインターネットへ投稿された音楽群を鑑賞する会や被災アーティストの支援活動などを行い、喪失や社会をテーマに音楽のあり方を模索している。今回は、会場内で来場者に「2011年の思い出の曲」をたずねることで、音楽という身近な存在から当時の想いや心の支えについて考える場をつくる。
展示会場:1f オープンスクエア

「猿とモルターレ」アーカイブ・プロジェクト
砂連尾理の振付・演出による、当事者ではない立場で震災を表現したパフォーマンス作品「猿とモルターレ」(サルト・モルターレ=命がけの跳躍)の試みをもとに、震災の記憶継承のありかたを検証する取り組み。3/10には公演の記録上映とてつがくカフェ、3/11には継承のありかたについて考える朗読と映像のワークショップを予定。わすれン!参加者である酒井耕、小森はるか+瀬尾夏美が参加している。
展示会場:1f オープンスクエア

▲昨年の「星空と路−資料室−」のようす

〈 イベント 〉

「猿とモルターレ 」アーカイブ・プロジェクト---------------------------------------------------------
3/10(土)13:00-17:45
考えるテーブル シネマてつがくカフェ「『猿とモルターレ』映像記録から “継承”を考える」
砂連尾理が震災後に避難所生活する人びととの交流を通じて、非常に困難な状況を経験した人びとの「命懸けの跳躍(=サルト・モルターレ)」を考察し、未来に向けて生きる私たちのサルト・モルターレを模索したパフォーマンス作品『猿とモルターレ』。その映像記録を鑑賞し、そこから「私たちは何を”継承”したのか」を共に語り合いたいと思います。
ファシリテーター:西村高宏、近田真美子(てつがくカフェ@せんだい)
会場:1f オープンスクエア
参加無料・申込不要・直接会場へ

3/11(日)11:00-17:00
朗読+映像ワークショップ
朗読のワークショップでは、瀬尾夏美『二重のまち』のテキストもとに、さまざまな方法で朗読することで、出来事を経験している人/していない人の声や身体が、出来事を継承していく可能性について考えます。そして映像ワークショップでは、カメラに撮られることによる身体の変化を実際に観察することで、出来事がメディアで記録され、伝えられていくことの危うさや可能性を考察します。
会場:7f スタジオ a
参加無料・要申込
申込方法:2/17(土)10:00よりメディアテーク企画・活動支援室(022-713-4483)にてお電話で受け付けます。(先着20名)


歓藍社-----------------------------------------------------------------------------------------------
3/10(土)・3/11(日)10:00-12:00
「手仕事から考える-農村と海辺をつなぐ藍-」
わすれン!参加者の林剛平が福島県大玉村で藍を軸に「3.11後の農」を探求するために起ち上げた歓藍社。歓藍社では、藍の栽培から染色を協同作業ですることを通じて、農業における「作る悦び」の恢復(かいふく)に取り組んできました。今回は、福島県大玉村で育った藍から作られた天然藍顔料を用い、3.11以降の農業について対話しながら一緒に布を染めていきます。(先着5名程度) ※当日は型紙を作成後、霧吹きを用いて藍染作業を行います。汚れてもよい格好でお越し下さい。

【問い合わせ】
3がつ11にちをわすれないためにセンター
仙台市青葉区春日町2-1
TEL 022-713-4483/FAX 022-713-4482


[2018年1月31日 公開]

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センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

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