ごうけいほうもんしゃすう

シリーズ : 生きられる家

津波の被害にあった家や土地。そこに住む人々の復旧・復興のプロセスを記録します。


■住まいの記録

「家はパァーって……流されて無いんだ」と語ってくれた仮設住宅に住む元漁師の人は、太平洋戦争の空襲でも家を失っており、「こんなんなったの二度目」と教えてくれました。
家屋の基礎だけが残る地域では、跡地に廃材で小屋を建て日中を過ごす人や、土を耕し、きゅうり・ナス・ゴーヤーなどの野菜を育てる人もいます。また、家を元の場所に再建できる地域では、ボランティアの支援で家を修復する人もいます。
彼らのことばや姿から、暮らしていた家や土地が特別な意味をもつことが伝わります。

住まいの記録

3がつ11にちをわすれないためにセンター活動報告冊子(2015年2月発行 )」
「住まいの記録(p80-81)」の解説より




センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

3がつ11にちをわすれないためにセンター
(せんだいメディアテーク 企画・活動支援室内)

〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1

TEL 022-713-4483

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