ごうけいほうもんしゃすう

キーワード : 日常とビデオカメラ

震災の前から、ビデオカメラを用いて、家族や地域を撮り続けてきた人びともいます。日常的に、身体の一部のようにビデオカメラを携えていた彼らは、発災からの日々をも、日記を綴るように映像で記録し続けています。
ある人は、3月11日の夜に、妻が停電の中、調理する姿や、地すべり被害を受けた自宅が1年かかって復旧する過程を記録しました。
またある人は、津波警報が出されて役場に避難し、対策本部や避難所が発足し運営されていく様子などを記録しています。その中には、高台から海を見た人びとが津波に気づく瞬間や、津波被害を受けた自宅を片付ける様子なども撮影されています。

日常とビデオカメラ
日常とビデオカメラ

3がつ11にちをわすれないためにセンター活動報告冊子(2015年2月発行 )」
「日常とビデオカメラ(p62-65)」の解説より

2011年3月11日から5日間の山元町役場の様子

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【DVD収録作品紹介(1)】2011東日本大震災 仙台一市民の記録

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センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

3がつ11にちをわすれないためにセンター
(せんだいメディアテーク 企画・活動支援室内)

〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1

TEL 022-713-4483

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