2011年5月上旬に完成した、あすと長町38街区（仙台市太白区）のプレハブ仮設住宅（建設期間：1期 3月28日〜4月27日、2期 4月6日〜5月7日）。233戸が建設され、ピーク時は220世帯が入居していた。

入居開始から約2年9ヶ月後、2014年2月の仮設住宅の風景を記録した。

2011年8月から供用を開始したグループホーム型のプレハブ住宅「なつぎ埜（の）」。仙台市若林区で津波により被災した認知症高齢者グループホームの代替施設として建てられた。
（2014年春、同区に新しいグループホームが完成し、移転となった。）

仮設住宅に入居している方の生きがい就労支援を行うコミュニティ・ワークサロン「えんがわ」。仙台市と一般社団法人パーソナルサポートセンターが協働し運営していた。

この約2年半後、2016年10月下旬から解体工事が始まり、翌2017年3月までに撤去が完了した。
2024年9月現在、この地域は開発が進み、商業施設や住宅が建ち並んでいる。

《参考》
『東日本大震災 仙台市 震災記録誌〜発災から1年間の活動記録〜』仙台市復興事業局震災復興室（2013年）
「応急仮設住宅入居状況（令和4年5月1日時点）」仙台市健康福祉局社会課（2022年）
「市内のプレハブ仮設住宅の解体工事を開始します（発表資料）」仙台市健康福祉局仮設住宅室（2016年）

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