2011年4月7日、発災からおよそ1カ月後、少しずつ復旧が進み、日常生活を取り戻しつつある地域も出てきた頃のこと。23時32分、最大震度6強の余震が起きました。
この強い余震で、再び停電が起きた地域もあり、津波警報が発令されました。結果的に津波は来ませんでしたが、沿岸部に、この上さらに被害が出るのではと心配しました。仙台でのこの余震は縦揺れだったため、3月11日のときよりも家屋の被害が大きかった地区もあるようです。
一旦片付けた本や食器がまた落ちたり、家具が動いたりするなど、心が折れる出来事でした。
「3がつ11にちをわすれないためにセンター活動報告冊子(2015年2月発行 )」
「もうひとつの地震(p36-37)」の解説より