3月11日の星空と、そこから歩んできた14年を振り返るせんだいメディアテークは2011年5月3日、東日本大震災という大きな出来事に向き合い、ともに考えるために、「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(略称:わすれン!)を開設しました。「わすれン!」には、市民、専門家、アーティストなどさまざまな立場の人びとが参加し、ともに震災にまつわる事柄を記…

わすれン!記録活動ミーティング——能登から/能登へ——・・・

星空と路—3がつ11にちをわすれないために—(2025)関連イベント

 『メディウム』創刊号(発行:坂口歩)より2024年1月1日に発生した能登半島地震から1年以上、同年9月の豪雨から半年近くが経ちました。復興が遅々として進まないなか、一人ひとりの手で写真や映像、言葉などのメディアを使いながら現地の今を記録・発信しようとしている動きは立ち上がっています。そこで、わすれン!の資料の海に飛び込んで新たな可能性を探った「ダ…

「東日本大震災での体験や考えについて、あなた個人のことを教えてください。」2023年3月より、さまざまな問いから出来事を振り返る「インタビューシート」を館内に設置し、来館者の方々に書いていただいています。集まった体験談インタビューシートに書かれた一人ひとりの体験談をPDFでご覧いただけます。東日本大震災(2011年3月11日)発災当時の年齢ごとに見…

仙台市東部の2011年3月11日〜4月12日の日記(1)3月11日・・・

「崩落した3月」私の体験した東日本大震災

仙台市宮城野区の高砂地区で生まれ育ち、東日本大震災当時は高砂向田地区の町内会長として避難所運営を経験した髙橋親夫さん(建築士)は、2017年、自身の東日本大震災の体験を「崩落した3月」という冊子にまとめました。この冊子は、震災当日から4月上旬までの日記と写真、そして高砂市民センターの避難所運営に関する資料で構成されています。冊子全文は、下記のリンク…

急きょ避難所になった高砂市民センター

避難所ではない施設に、地域住民が避難したら

この映像では、髙橋親夫さんが急きょ避難所の運営にあたることになった高砂市民センターの建物を案内しながら、当時の避難所の様子を語ります。普段は利用者で賑わうセンターが、震災後には避難生活を送るための空間となりました。2024年11 月に建物の改修工事があると聞き、震災当時の空間が変わってしまう前に高砂市民センターで映像を撮ることにしました。震災当時、…

「わすれン!資料室」は、せんだいメディアテーク2階にある常設展示スペースです。2011年5月のセンター発足時から現在に至るまで、わすれン!の参加者やスタッフによる記録をウェブサイトや企画展等で公開してきました。この資料室では、さまざまな記録資料の一部をいつでも手にとってご覧いただけます。以下、資料室で見られるものを紹介します。わすれン!DVDこれま…

「3がつ11にちをわすれないためにセンター(わすれン!)ってなに?〈Q&A集〉」という、小さなリーフレットをつくりました。「わすれン!はどこにありますか?」「資料はどこで見られますか?」「記録資料を借りたり、学校や研究で使ったりすることはできますか?」「参加者になるにはどうしたらいいですか?」などなど、ちょっとわかりにくい「わすれン!」につ…

センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

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