自宅や安全な場所に向かおうと、人びとはとにかく移動しました。そこに突然、強い風をともなった雪が降り始めます。移動中の人、避難先にいる人、津波から逃れようとしている人、さまざまなところで雪は降り積もりました。仙台の中心部では16時20分頃からのことだったようです。
東北では、3月の雪自体は珍しくはありません。そうだとしても、こんな大きな地震が起きた直後に降らなくてもよいのにと思いました。
「3がつ11にちをわすれないためにセンター活動報告冊子(2015年2月発行 )」
「雪(p24-25)」の解説より