記録された写真や映像は、それだけではただの素材(データ)でしかありません。その素材が他者に活用されて初めて、震災や地域のことを伝えるための道具となります。ただし、道具にするためには、情報の補足、記録の編集、活用しやすいメディアへの変換が必要です。
わすれン!では、素材を観て感じたことを記録者と来場者が語り合い、交わされたことばを記録する機会として、写真を囲む場「3.11キヲクのキロク 公開サロン」(3.11オモイデアーカイブとの協働)、映像を囲む場「こえシネマ」(こえシネマとの協働)を開いています。また、そこで記録されたことばをウェブサイトや小冊子などで紹介しています。
「3がつ11にちをわすれないためにセンター活動報告冊子(2015年2月発行 )」
「データから道具へ(p102-103)」の解説より
■写真を囲む場
3.11定点観測写真アーカイブ(2012年5月〜2013年12月)
協働:NPO法人20世紀アーカイブ仙台
3.11キヲクのキロク(2014年11月〜)
協働:NPO法人20世紀アーカイブ仙台(2014年11月〜2016年3月)
3.11オモイデアーカイブ(2016年4月〜)
■映像を囲む場