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キーワード : 風景から思い起こす

風景の映像から何が思い起こされるでしょうか。
「沿岸部の風景」は、記録者が偶然出会った人びとの、巨大な重機では為し得ない、細やかな復旧作業を行うたたずまいや表情をとらえた作品です。泥をかく、掃除をする、花を植えるといった、自らの手で生活の場を取り戻そうとする人びとの姿が映し出されます。
また、「沿岸部風景記録」は、パノラマで撮影された景色が高さ2.4m、幅12mのスクリーンなどに投影される展示作品です。その前に立つ人は、視認できる範囲よりもはるかに広大な光景を体感することとなります。一見時間が止まった写真のようですが、しばらく観ていると、雲がかすかに動いていることに気づきます。

風景から思い起こす
風景から思い起こす

3がつ11にちをわすれないためにセンター活動報告冊子(2015年2月発行 )」
「風景から思い起こす(p88-91)」の解説より

【DVD収録作品紹介(21)】沿岸部の風景(2013年版)

【DVD収録作品紹介(21)】沿岸部の風景(2013年版)

山形国際ドキュメンタリー映画祭2013プログラム「ともにある Cinema with Us 2013」にて上映※制作者コメント:震災から...

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【DVD収録作品紹介(5)】沿岸部の風景

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【映像制作者コメント】震災後1年間の被災地の風景と、そこに生きる人の姿の映像記録だだっ広い大地に彷徨う人たち失ったものを取り戻す作業写真...

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センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

3がつ11にちをわすれないためにセンター
(せんだいメディアテーク 企画・活動支援室内)

〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1

TEL 022-713-4483

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