9月27日、宮城県気仙沼市鹿折地区に現地を訪ねた。
今年7月にも気仙沼を訪ねていたが、鹿折地区は2ヶ月経っても更地が広がったまま。家や工場の基礎が撤去され、以前ここに何が建っていたのかも少しずつ分からなくなってきている。
瓦礫と雑草ばかりが目につく鹿折地区だったが、共徳丸の周辺ではコスモスの花が咲いていた。また、自宅の跡地に花を植えて花壇にした家もあった。
新浜町では宅地かさ上げ工事が始まっていた。かさ上げした場所には、災害公営住宅を建設することになっている。かさ上げの復旧工事が終わるのが、2015年3月。その後、ようやく住宅建設がスタートする。気仙沼市の仮設住宅は、93団地3,504戸(2013年10月現在)あり、震災は今も続いている事を感じた。