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3月12日はじまりのごはん/商品 51「この納豆が輝いて見えるw」

NPO法人20世紀アーカイブ仙台 & わすれン!協働企画

 

この記事は、「3月12日はじまりのごはん」の展示期間中に来場者が貼ったふせんやパネルの様子を紹介するものです。展示された各パネルの概要は[いんでっくす]ページをご覧ください。

▼「3月12日はじまりのごはん」とは
▼ふせんのコメントについて



[2014年秋]展示パネル

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[2014年秋]展示概要
期間:2014年10月1日〜11月16日
会場:せんだいメディアテーク




[2015年春]展示パネル

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   ※[2014年秋]展示時のふせんが付いたパネルに、来場者がコメントを書き足したものです。
   ※英語で書かれたふせんは、矢印の先にある日本語のふせんを英訳したものです。

 

[2015年春]展示の様子
期間:2015年2月20日〜3月18日
会場:せんだいメディアテーク

 

[パネルに寄せられた来場者のコメント]
写真の内容や場所に直接関係のないコメントもあります。

▷納豆が品切れになったのは、納豆の上に載せるフィルムの工場が被災して製造できなくなったから、とききました。市民も被災したけど工場や物流を担う企業も被災した、ゆえの物資不足でした。
I heard that the reason that we couldn’t get natto was because the factory that makes the film that goes on top of the packets of natto had been damaged and had had to stop manufacturing. The citizens were affected by the disaster, but factories and companies that distribute and deliver goods were also affected. That’s why we had problems with shortages.

▷群馬でも納豆不足つづきました!!
Even in Gunma Prefecture, the natto shortage continued!!

▷ほしくもないものを買った
I bought stuff that I didn’t even want.

▷最近ランチバイキングで、自分のお皿に、食べきれないくらい取って、残して帰る親子を見ました… 震災当時のことを忘れず、食べ物を大切に!!
Recently, at a lunchtime buffet, I saw parents and their children piling more than they could eat onto their plates, then not finishing it all… We should not forget what happened at the time of the earthquake. We shouldn’t waste food!!

▷パンと牛乳と納豆はほんとうに買えなくてずっとずっと食べたかった!!
You couldn’t get bread, or milk, or natto anywhere. I was wanting to eat them the whole time!!

▷↑激しく同意! ↖︎この納豆が輝いて見えるw
I totally agree! This natto is like some sparkling jewel.

▷震災後初めてパンを買ったのはデイリーヤマザキでした。確か新潟あたりの工場で製造された物だったと思います。

▷食量の調達に行きたかったが、「花粉症」で外に出ると息が苦しかったです。病気・常備薬のありがたさを痛感した3月でした。

▷1ヶ月後(ほぼ同時期)に山形のカミさんの実家へ。スーパーには牛乳も納豆もぎょうさん並んでいたことを思い出した。(くやしくて写真とった)

▷食べるものがなくて困ってたら見知らぬ男性(松本さん)がパンとオニギリをくれました。長時間列んで買ったものを私にくれました。感謝してます♡ また会ってお礼したいです!!

▷震災ヨクジツ、友人の家に泊めてもらいました。そこにあった備蓄は言葉がでないほど、たくさんの非常食があった。普段食べてない、ニッシンのカップヌードルが、最高だった

▷震災後、初めて買ったのは、納豆3パック。営業再開していた、和風ファミレスで、だめもとで聞いたら、分けて頂きました。ありがたかった!

 

ふせんのコメントについて
この展示には、仙台市内はもとより、沿岸部・内陸部、宮城県内外、国内・海外を問わず、大人から子どもまで、さまざまな立場の方々が来場され、展示された震災時の写真から想起したことを、ふせんに書いてくださいました。ここでは、その寄せられたコメントの原文を、そのまま掲載しています。なお、灰色の英文は日本語のコメントを翻訳したものです。





[基になった写真]

「納豆は1家族2パックまでしか購入できない」*

2011年4月10日佐藤正実さん

2011年4月10日 宮城県仙台市宮城野区
記録:佐藤正実さん

*出典:写真集「3.11キヲクのキロク—市民が撮った3.11大震災 記憶の記録—」
発行・提供:NPO法人20世紀アーカイブ仙台

 

「3月12日はじまりのごはん」とは
炊き出し、買い物、食卓の風景など、震災時の「ごはん」にまつわる写真を展示し、それらの写真を見て思い出したことや当時の暮らしぶりなどを、来場者に自由にふせん紙に書いてもらう参加型展示です。この展示は、NPO法人20世紀アーカイブ仙台と3がつ11にちをわすれないためにセンター(わすれン!)が協働で企画しました。
展示された各パネルの概要や利活用事例等は[いんでっくす]ページをご覧ください。

 

センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

3がつ11にちをわすれないためにセンター
(せんだいメディアテーク 企画・活動支援室内)

〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1

TEL 022-713-4483

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