ごうけいほうもんしゃすう

2011年5月13日の山元町の記録

せんだいメディアテークで開催しているバリアフリー上映の音声解説ボランティアとして活動する佐藤紘子さん。佐藤さんは元中学校教員で、最初に赴任したのが山元町立坂元中学校でした。

以下は、佐藤さんが2011年5月13日に、かつて過ごした坂元の地を訪れた際に記録した写真と文章です。

国道6号線から坂元駅の方を望む。右手は積み上げられたガレキ。この坂元川を津波がさかのぼって6号線を超えたという。

 

 

常磐線坂元駅。かろうじて残った跨線橋とトイレ。

 

 

 

 

 

手前道路に見えるところは常磐線の線路。こいのぼりはその踏切に立っていた。

 

 

 

 

 

中浜小学校。二階の屋根近くに「ここまで津波」の表示。児童ら全員無事救助されたという校舎を自由に飛び回るスズメがにぎやか。

坂元中の卒業アルバムがかごに入れられ道脇に。持ち主が現れないということは……

 

6号線からガレキの山の奥の坂元中学校を望む。

 

旧坂元中学校跡地に建つ仮設住宅。

 

手前の菜の花畑から坂元中学校に上る道がある。左手に6号線が走っているが、がれきの山でかくされている。

 

センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

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