−いつ、どこで、なにたべた?−
震災のとき、はじめて口にしたものはなんでしたか?
炊き出し、買い物、食卓の風景など、震災時の「ごはん」にまつわる写真「はじまりのごはん」を会津若松市にある福島県立博物館で展示します。
<展示>
「3月12日はじまりのごはん−いつ、どこで、なにたべた?−」
日時:2017年2月16日(木)~4月11日(火)9:30~17:00(最終入館16:30)
会場:福島県立博物館 エントランスホール
企画:3がつ11にちをわすれないためにセンター(せんだいメディアテーク)、3.11オモイデアーカイブ
協力:福島県立博物館
<概要>
震災から6年近く経ち、東北でも震災を語る機会が減ってきているように思えます。おそらく、多くの人にとって当時を振り返ることは、容易なことではないでしょう。しかし、誰もが非日常の生活の中で、どうするかを考えた「食」にまつわることなら、被災の度合いに関わらず、何か語れることがあるように思えます。
「3月12日はじまりのごはん」は、震災時の「食」にまつわる写真を展示し、来場者がそれらを見て思い出した体験や想いをふせん紙に書いてもらう参加型の催しであり、震災を自分のこととして捉え直すきっかけをつくる試みでもあります。
「3月12日はじまりのごはん」は、「3がつ11にちをわすれないためにセンター」と、仙台市内を拠点とするアーカイブ団体「3.11オモイデアーカイブ」(2016年4月、20世紀アーカイブ仙台から分離)との協働事業として始まりました。過去の催しや、ふせん紙に書かれたコメントについては、下記のウェブサイトからご覧になれます。
「3月12日はじまりのごはん」ふせん付き写真パネル全72枚をウェブサイト上で公開しました
第一回目(2014年秋)と第二回目(2015年春)の展示後の各写真パネル以外にも、寄せられた来場者のコメント、そして、基になった写真を掲載しています。
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