制作者コメント:
震災から半年。被災状況が日常の細々とした、煩瑣な手続きなどに浸透してゆく一方、学校再建という大きな課題に向き合う人々の姿を追います。震災によって変わってしまったハッキョ(学校)の光景とは対照的に子どもたちと先生の変わらざる日常も見つめます。
制作:
コマプレス
撮影年月日・撮影場所:
2011年6月15日ー10月15日(宮城県仙台市太白区長町越路)
2011年6月16日(宮城県仙台市太白区向山=水泳のシーン)
2011年10月15日(宮城県仙台市青葉区春日町=せんだいメディアテーク図書館のシーン)
撮影期間:
2011年6月15日ー10月15日
収録:
67分
制作年:
2011年
【視聴者のこえ】
・ユン校長先生とコマプレスの対談がよかった。朝鮮学校のことはちっとも報道されず、仙台市で最も校舎が壊れたことなどはじめて知った。今日朝鮮学校のパート1は、DVDで見たけれど、パート2はまだみていなかったので見に来たのです。(上映会に)参加した人が少なく、もったいないと思いました。まとまらない文になってしまいましたが、被害にあいながら、他を助けた行動に敬意をいただきました。すごいですね。(2012年3月 上映会アンケートから)
・東北朝鮮学校が仙台にあることは知っていましたが、どんなところにあるのか、どんな学校生活を送られているのか、まったく知りませんでした。少人数ゆえか、子供たちひとりひとりの個性が感じられて微笑ましくもありたのもしくも感じました。南北の境界を超えて、日本と朝鮮の壁を越えて人々が支え合って震災を乗り越えてきたこと、涙が出ました。子供たちの未来が風通しのよい明るい光の中にありますように願っています。文化祭など機会がありましたら、東北朝鮮学校を訪ねてみたいと思っています。(2012年3月 上映会アンケートから)
・生徒達の明るい表情。人数が少なくてもまとめて指導している先生もまた明るく、とても感動しました。同じ日本の学校なのに差別してはいけないと思います。国でもう少し支援してほしいと願います。教師または他の職員の方、頑張ってください。とてもよい作品を見せていただきありがとうございます。(2013年3月 上映会アンケートから)
・その後、東北朝鮮学校の皆さんがどうしているのか知りたいと思いました。Part3がもし予定されているようでしたらぜひ見たいと思いました。(2013年4月 DVD視聴者アンケートから)
本作品は、せんだいメディアテーク2階の映像音響ライブラリーにて、貸出・視聴サービスをご利用いただけます。DVDの貸出状況のご確認には、仙台市図書館ウェブサイトの資料検索をご利用ください。
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