東北で唯一のこども病院にも3.11が起こりました。その時こどもたちやご家族はどうだったのか、こどもたちやご家族への支援、そして先生ご自身のその時についてお話を伺いました。
地震のあと、宮城県立こども病院に入院中のこどもたちとそのご家族は、余震と寒さと節電による暗さに怯え、不安と恐怖の毎日を過ごしていました。そんな中をリハビリテーション科の医師である奈良先生はインドの弦楽器サーランギを携え、ハーモニーベルを奏でる奥様と一緒に病室を毎日訪問されては、音楽の力でこどもとご家族に安らぎのひと時を届けられていました。また休日はご夫妻でマクドナルドハウス(*)に演奏に行かれたり、さらに震災から1ヶ月を過ぎてからは亘理や南三陸、鳴子の避難所にも通われ、演奏活動をされていたそうです。
*ドナルド・マクドナルド・ハウスとは
入院生活をおくるこどもたちに付き添うご家族の滞在施設。また入院生活をおくるこどもが兄弟とすごしたり、退院の練習をするなど、それぞれの用途で病気のこどもとその家族が利用できる。
- にちじ
- 2013年11月18日(土)
- ばしょ
- せんだいメディアテーク 7階 プロジェクトルーム
- ゲスト
- 奈良隆寛(宮城県立こども病院リハビリテーション科医、初代行事委員長、サーランギ奏者)
- ホスト
- 伊藤清市(NPO法人ゆにふりみやぎ代表)
- しゅさい
- NPO法人ゆにふりみやぎ
被災地障がい者センターみやぎ
3がつ11にちをわすれないためにセンター - きょうりょく
- CILたすけっと
※本映像はUstreamで放送したものを、Youtubeでアーカイブ配信しています。