制作者コメント:
震災後、広い世代のより多くの人に原発・放射能の問題を考えるきっかけを持ってもらいたいと、みんなが集って話し合える『HaTiDORi』という場ができました。『HaTiDORi』では毎回、原発・放射能の問題に対して自分たちでできることをしようと様々な活動に取り組む人たちのお話を聞きながら、集った人たちで意見を交わします。森が燃えているのを見たハチドリが、くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としたように、原発事故という未曽有の事態に対して自分たちができることは何なのかを皆で考える場となっています。この映像は2013年1月26日に行われた3回目の『HaTiDORi』の様子とその主催者のインタビューを記録したものです。
制作:
伊藤照手
撮影年月日・撮影地:
2013年1月26日(宮城県仙台市青葉区春日町 せんだいメディアテーク)、2月17日(宮城県仙台市青葉区春日町 せんだいメディアテーク)
収録:
46分
制作年:
2013年
【視聴者のこえ】
・3.11は私自身の誕生日でもあり、あの日からずっとゆらいだままの日々を送っていました。ツイッターも、していますが、なかなかあの日の事を言葉にしようと思っても言葉に出来ない。 そんな思いで今回映像作品上映を見る事が出来て、自分のもやもやした気持ちを少し形に出来るかもしれないと思いました。 記録を続けていくのは大変な事と思いますが、私の様に言葉に形に出来ない、そんな人達の代弁者になっていただけたらと思います。(2013年3月上映会)
本作品は、せんだいメディアテーク2階の映像音響ライブラリーにて、貸出・視聴サービスをご利用いただけます。DVDの貸出状況のご確認には、仙台市図書館ウェブサイトの資料検索をご利用ください。
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