気仙沼を訪れると、地区ごとに復興のスピードが異なる印象を受けます。
港には船が戻り、海上では養殖の再生が進み、海の仕事の様子が目に見えるようになってきました。よそから来た人や若い人たちが仕事を生み出していく様子も見受けられ、震災前から気仙沼が持っていた魅力が新しい人々を惹きつけているのかもしれません。
一方、いち早く復興ののろしをあげ、週末などは来訪者や支援者で賑わいを見せていた仮設商店などでは未だ先が見えず、その日その日をやり過ごしている状況も一部で聞こえてきます。ようやく着手され始めた地盤のかさ上げ等といった基盤整備も、その工程だけで3年以上かかる地域もあり、まちの姿はまだまだ見えてきません。
こうした震災から4年近く経った現状を目の当たりにすると、高齢化がさらに深刻化する気仙沼では自分の住まいとなりわいとを天秤にかけるような状況に迫られているのではないでしょうか。果たして、気仙沼の方々がそれぞれ模索している「海と共に生きる道」は、どのようにして気仙沼の魅力とつながっていくのでしょうか。
今回は気仙沼の地元新聞社に勤める玉川千晴さんをお招きして、気仙沼で新たに“記録したこえ”をお届けします。
- にちじ
- 2014年12月21日(日)13:00〜14:00
- ばしょ
- せんだいメディアテーク 7階 プロジェクトルーム
- しゅつえん
- ゲスト:玉川千晴さん(地元新聞社 職員)
- しゅさい
- まちづくり部
3がつ11にちをわすれないためにセンター
まちづくり部
https://sites.google.com/site/fukkovoice/
※本映像はUstreamで放送したものをYoutubeでアーカイブ配信しています。