「謎の配石遺構は、古代の海の民が残した太陽と地形を使った暦ではないか。」 2014年6月21日の夏至。この仮説に共鳴した女川ネイチャーガイド協会のキャンプ企画として、町内外の参加者が遺跡のある女川町の出島に集った。遺跡での日没観察、島内散策、そしてかつて島で行なわれていた海水からの塩作りの再現を通して、引き継がれてきた土地の物語と、この「場所」に思いを抱く人びとの物語が交錯する。 前回の「冬至」キャンプの続編であり、対話の中で「心の復興」の源泉となる精神的な風景を描く試みの記録。 主催:女川ネイチャーガイド協会 企画・共催:一般社団法人対話工房 協力:京都市立大学/シーパル女川汽船株式会社/女川町観光協会 撮影・編集:海子揮一 【関連動画】 うみやまさんぽ「冬至」 walk along the solstice 【関連リンク】 ネットTAM 震災復興におけるアートの可能性/第15回「その一瞬のためにひとびとはつどう」~宮城県女川町での試み~ 対話工房