冬至の日の出を町の最高峰の山頂で見る。太陽は対岸の出島にある古代の縄文遺跡から登るのではないか……。 地域研究家・山田創平氏のこの仮説に共鳴した女川の人びとは自らの手で薮を刈り払い、山頂を目指してキャンプに挑んだ。その一瞬のために、山を登り、焚き火を囲んで語らいながら日の出を待った。そこには仮説で広がるロマンと、未来への子どもたちへのメッセージが込められていた。 地形を変えてゆく復興の槌音の中で、等身大の道を作り歩み続ける人びととの小さな冒険の記録。 主催:女川ネイチャーガイド協会 企画・共催:一般社団法人対話工房 協力:3がつ11にちをわすれないためにセンター 撮影・編集・音楽:海子揮一(対話工房) 【関連動画】 うみやまさんぽ「夏至」 walk along the summer solstice 【関連リンク】 対話工房