震災を特別な話にせずに、だれでも自由に震災について語れる雰囲気をつくりたいという思いで配信しているオンライン番組「ゆるくフラットに震災について語る会」(通称:ゆるフラ)。
part3のテーマは、「震災10年目を迎えた最近のこと/日常で震災の話をどう話す?」です。
配信日:2021年5月22日
収録時間:55分間
〜配信前の告知 〜 【第3回ゆるくフラットに震災について語る会をやります!】 (どん) |
〜配信後のふりかえり 〜 【今回の語る会のなかで話したかったこと】 ■今回はだいぶ面白おかしく「被災した話を日常の中で話す」のロールプレイングを行った。まずはわかりやすくシンプルなケースをやってみようということで、「初めて出会った場合」のあの3つのパターンをやってみた。 ■私たちはこのロールプレイで、なにか「正解」を伝えようとしたわけではない。被災した一当事者として「私はこう思う」を話していただけ。 ■必ずしも「大変でしたね」と言うことを完全にダメだと否定したわけじゃない。それだけを言いたかったわけじゃない。 ■「被災地だから」「被災者の方だから」とあまりにも先回りした配慮が先行して、その人たちが思っていることも確認せずに、勝手に決められたり、あれこれと聞かれたり、ふせられたりすることがモヤモヤするのだと思う。 ■このことは必ずしも「被災者」と「未被災者(いつ災害の被災者になるかもしれないので)」だけの問題ではない。イメージが1人歩きして、勝手にタブー視されることは社会の中には他にもある。 ■その背景には、どう扱っていいかわからない、未知のものへの怖さもあるのかもしれない。ましてや人の気持ちは目に見えないから。 ■でもそこで生まれてしまっているお互いのカベや「話せなさ」を乗り越えて、どう対話できるか?というのが今回のテーマだったと思う。 ■ロールプレイングしながら、色んなことを話したが、大切なのは「相手の立場に立って考えること」「自分の気持ちを伝えつつ相手の気持ちも確認すること」とても基本的なコミュニケーションを丁寧にやれば問題はないのではと私は思っている。 (追記:これは私の感想のような) (はづき) |
【「ゆるくフラットに震災について語る会」(通称:ゆるフラ)ってどんな会?】
だれでも自由に震災について語れる雰囲気をつくりたいという思いで配信しているオンライン番組「ゆるくフラットに震災について語る会」。
震災当時は小学生6年生だった石巻市出身の近藤日和と、高校生2年生だった福島県浪江町出身の清水葉月が、自分たちが思うこと、感じることを “ゆる〜く” 等身大に語っています。
震災経験の有無にかかわらず、気になること、話したいことをみんなで “フラットに” 語る場にできればと思います。毎月11日頃、石巻から配信しています。
ゆるフラ YouTubeチャンネルURL
https://youtube.com/channel/UCYGxDOfH-K-398nX9X8X6Mw?si=Q7FDiJOA1MzF-Ach