ごうけいほうもんしゃすう

仙台のこえ – 60代、女性、農家、南蒲生

リアルふっこうボイス 第16回 ~仙台のこえ第2~

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3.11(1)

私とお父さんは、裏の方でほら作業、あのー、あの作業しとったの、したわけね。それ、津波がほら、あの松林の、松林を越えて?真っ黒い煙、あの、津波だっちゃね。


3.11(2)

お父さんが私らば迎えに来たの。私は孫いだから、孫とばーちゃんと3人で逃げたのわ。そこさお父さんが迎えに来たの。会社から帰ってきて。ほしたら今度、車バックも何もできるもんでねんだとわ、波来てわ。

現在の状況

あの辺残ってるっつのは、松林とかあの東北縦貫のあいつで陰んなったから、んだからあんなとこで生きてんだよあれ家。水上がったばりだ。住めないんだけどもわね。

一年経って

だってなに1年だものそういうとこだべっちゃあんた。仮設さ今へえってっからいいけっどもねぇ。こいなとこにいだんだもの、仮設さ行くとこの前の家ここだものあんたやんだっちゃーー。

復興まちづくり

皆住みてぇのさ、こんなに広いとこにいたのねや、100坪だの60坪なんてねや、なんじょして車置くべって感じだよね。んだから困んのさね、塩梅いいとこさ行くとお金高いべし。

将来のまち

かさ上げでもしてもらえれば安心して、復興できるってことさ、いられるっつことさね、ここさ。

家族の意見

うん、家族全部戻るんだって、家族全員若い人ら、息子ら夫婦?5人?7人家族なのね?5人でこっちに戻るんだって。

ハウス栽培

苗、家でほら田んぼ、作っ、あのー頼まって作っているから、それをほらあのー田んぼ、苗作ってから?今度野菜?今トマトやなんか植えてっけども、あとまたほら、ほっちの方?野菜作り、野菜植えて?

復興の過程

ボランティアさんたちに頼んで、そしてほら、手伝っていただいたのね。家の全部ほら、床から何から全部あれして、板はがしてもらって、骨だけになってね、2階はほら、何にもなかったから。

これからのまち

みんなねぇ、ずんずん帰っていっからわねぇ。今度後さ残った人寂しくなんだわ。家ねぇ人はどこさも行くとこねぇがら、いねけねんだよねぇ。家あたり場所も決まんねんもん、土地も決まんねからなかなかね。

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※本ページの音声記録の一部は、上記のUSTREAM放送で紹介しています。

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