地震の揺れから非日常の生活が始まった頃には、店や施設の臨時休業、建物への立ち入り禁止、道路の通行止めなど、まちなかでさまざまな張り紙を見かけました。
発災翌日のJR仙台駅では、列車の運転再開のめどが立たないこと、駅の東西出口をつなぐ自由通路を閉鎖していることなどが告知されていました。
数日が過ぎると少しずつ、お店が営業を部分的に再開し始めたことや、品切れになってしまったこと、次の入荷の時期がわからないことなどを伝える手書きのお知らせが張り出されていきます。
さらにもう少し経つと、「がんばれ東北」といった、通りを行く人びとに向けたメッセージを見かけるようになりました。
「3がつ11にちをわすれないためにセンター活動報告冊子(2015年2月発行 )」
「張り紙(p50-51)」の解説より