2011年9月、宮城県石巻市雄勝町、葉山神社。
雄勝石のスレート瓦で葺かれた美しい神社である。
国の重要無形民俗文化財にも指定されている雄勝の伝統芸能、雄勝法印神楽において舞台を設営し神楽を奉納する神社のひとつであった。
海からは相応の高さにあり流出は免れたが、引き波によって社殿が引きずられ致命的な被害をこうむった。
神社への参道。
その参道の隣にある、ちいさな神社。
葉山神社の裏手にある石(いその)神社への参道。津波はこの鳥居まで上って来たと聞いた。
葉山神社の屋根。雄勝石のスレートで出来ている。
葉山神社、正面全景。
葉山神社、左手より。
葉山神社、左後方、石神社の参道へ向かう途中から。
神社左手後方に仮置きされた拝殿(?)。
正面入口。ひし形に変形してしまっている。
正面入口から中を覗く。
右側の壁は外側に向かって外れてしまった。
引き波で建物が引きずられ、基礎から大きくずれてしまったのが見える。
外れた床板の間から緑が生えてきていた。
右側面、外から。
猫。
取材協力
雄勝法印神楽保存会、せんだい演劇工房10-BOX、雄勝法印神楽再生実行委員会、東建設株式会社、仙台高専建築デザイン学科坂口研究室、えずこ芸術のまち創造実行委員会 、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)