仙台藩祖伊達政宗を祀る青葉神社の例祭に由来のひとつをもつ仙台青葉まつり。
毎年5月第3土曜日・日曜日に開催されるこのお祭りも、2011年は震災の影響で交通の問題や安全の確保の観点から中止を余儀なくされました。
神輿行列の出発点である青葉神社もまた大鳥居が倒壊する被害を受けました。
そして翌2012年に復興祈願の願いを込めて祭りは復活。
復興を祈願する祭りは2013年も開催されました。大鳥居がいまだ元に戻らない青葉神社の神輿渡御から祭りは始まります。
祭りの幟が立ち行列を先導する太鼓が待機する境内入口。よく見ると大鳥居がない。
大鳥居は土台部分(台石・亀腹・藁座)のみを残して倒壊。幸いけが人などはなかったという。
境内から青葉神社通りを望む。
以前の鳥居は土台近くの参道脇に集められている。
旧仙台藩家臣団の子孫を中心に構成される仙台藩志会が裃姿で神輿の前を行く。
氏子に担がれて神輿が階段を下りてくる。
伊達政宗の御霊が宿るとされる神輿は約1トンの重さがあるという。
行列は青葉神社通りを山鉾巡行やすずめ踊りが行われる定禅寺通り方面に進んでいく。後ろからついていく小さな神輿には伊達政宗の正室愛姫の御霊が宿るとされる。このお神輿を担げるのは女性のみ。