1.営農している田んぼ

津波により浸水した田んぼで、営農が再開されている。平地に広がる田んぼの中にポツポツと家が建っている。塀や屋敷林など家の周りを囲うものはなく、丸裸の状態。

2.五差路の交差点

閖上大橋近くの五差路の交差点。震災時は非常に渋滞し、津波から逃げ遅れた方がたくさんいたという。

3.閖上1丁目

バス通りだった道路にある津波によって傾いたままの街灯。被災した建物を解体し車や資材などを置いている隣りでは建物を直して店舗を営んでいる。

4.河川堤防の工事現場

写真左手で、名取川の堤防（T.P. 7.2m）が整備されている。多くの重機が入り急ピッチで進められている。 ※T.P.とはTokyo Peilの略で、東京湾平均海面からの高さを示す。

5.貞山運河

震災前は、漁に行く船がたくさん停泊していた貞山運河。写真右手奥の鉄骨の構造物は、工事作業員などのための緊急津波避難場所。

6.閖上港線沿いの宅地かさ上げ等確認場

道路沿いに土が盛られている。ここは、宅地がかさ上げされる高さを確認する場所である。

7.宅地かさ上げ等確認場から その①

将来、想定されている高さに土が盛られた「宅地かさ上げ等確認場」の上から閖上の街を眺める。住宅等はなく、お寺だけが残る。

8.宅地かさ上げ等確認場から その②

宅地かさ上げ等現地確認場の上から海の方を眺める。整備中の海岸堤防の高さ（T.P.7.2m）と大きさ示す単管パイプでつくられたモデル。

9.日和山 その①

標高6.3mの日和山は、山頂まで津波で浸水した。四阿（あずまや）など、新しくできた施設が多数見られる。

10.日和山 その②

日和山の斜面にブロックで「閖上」の文字が作られている。

11.日和山の上から閖上港を望む

日和山の上から閖上港を見ると、白い船がポツポツと並んでいる。

12.日和山の上から閖上の街を望む

赤い看板の笹かま工場の建物は撤去されずに残っている。工場の手前には慰霊碑が設置されている。

13.慰霊碑の除幕式 その①

名取市東日本大震災慰霊碑除幕式におよそ400名が訪れた。

14.慰霊碑の除幕式 その②

閖上は仙台空港から近いため、式典中も上空を飛行機が飛んでいた。

15.閖上4丁目　歩いて回る人びと

除幕式が終わった後、まちを歩く人の姿が見られた。住んでいた場所を訪ねていたのかもしれない。

16.下増田地区

北釜地区の防災集団移転先となる場所。住宅がこれから建つ。歩いて5分程で美田園駅に着く。

17.美田園第一仮設住宅団地

仮設住宅の隣にあるパチンコ屋の駐車場にある緑地を、仮設住宅にいる人が使っている。

18.定点観測写真　閖上1丁目

閖上1丁目の酒造の写真。草が伸びた以外、全く変わっていない。