この記事は、「3月12日はじまりのごはん」の展示期間中に来場者が貼ったふせんやパネルの様子を紹介するものです。展示された各パネルの概要は[いんでっくす]ページをご覧ください。
▼「3月12日はじまりのごはん」とは
▼ふせんのコメントについて
[2014年秋]展示パネル
[パネルに寄せられた来場者のコメント]
写真の内容や場所に直接関係のないコメントもあります。
▷3月11日の晩は家族みんなで車の中ですごしました。車で真っ暗な道を走り、真っ暗なコンビニへ行きました。カップラーメンを買って食べました。家族7人、真っ暗な車の中で。
▷コンビニの外で販売しているのはどうして??? 店内に入れない?
▷コンビニやスーパーでは棚が倒れたりびん類が割れて散乱しており、店内での販売ができないところが多く、計算も電卓を使っていました。
▷震災から10日後でもこんな感じだったんですね。ガスが使えないから調理できなくて、お弁当をよく買っていました。ありがたかったです。
▷ガソリン入れるのに5日待ったなあ。整理券配ってたりしてた。行列スゴかったし…
▷そういえば便乗値上げの店も沢山あったなあ。カップラーメン250円とかおにぎり2コ500円とかでも売れてたんだよね。ミネラルウォーター1本300円(500ml)には参りました。
▷そうです↑ アーケードで「おにぎり2ヶ500円」で売っている人たち… こんな時に…って思いました。
▷普段から冷蔵庫の中は空っぽなので食べるものがなくて… 置く場所もないし…(備蓄用)
▷買い出しに行くのも大変だった。商品もスーパーにはまったくなかった。レトルト食品も食べれなかった。
ふせんのコメントについて
この展示には、仙台市内はもとより、沿岸部・内陸部、宮城県内外、国内・海外を問わず、大人から子どもまで、さまざまな立場の方々が来場され、展示された震災時の写真から想起したことを、ふせんに書いてくださいました。ここでは、その寄せられたコメントの原文を、そのまま掲載しています。
[基になった写真]
「コンビニの店頭でお弁当を販売中」*
2011年3月22日 宮城県仙台市青葉区
記録:津川登昭さん
*出典:写真集「3.11キヲクのキロク—市民が撮った3.11大震災 記憶の記録—」
発行・提供:NPO法人20世紀アーカイブ仙台
「3月12日はじまりのごはん」とは
炊き出し、買い物、食卓の風景など、震災時の「ごはん」にまつわる写真を展示し、それらの写真を見て思い出したことや当時の暮らしぶりなどを、来場者に自由にふせん紙に書いてもらう参加型展示です。この展示は、NPO法人20世紀アーカイブ仙台と3がつ11にちをわすれないためにセンター(わすれン!)が協働で企画しました。
展示された各パネルの概要や利活用事例等は[いんでっくす]ページをご覧ください。