この記事は、「3月12日はじまりのごはん」の展示期間中に来場者が貼ったふせんやパネルの様子を紹介するものです。展示された各パネルの概要は[いんでっくす]ページをご覧ください。
▼「3月12日はじまりのごはん」とは
▼ふせんのコメントについて
[2014年秋]展示パネル
[パネルに寄せられた来場者のコメント]
写真の内容や場所に直接関係のないコメントもあります。
▷4/1頃仙台駅前の居酒屋に行きましたがまだガスが通ってなくて簡単な料理しか出していませんでした。
▷駅前のお店にガスが通った4月7日、久々に友人たちと飲んでしゃべって遅くなり、地下鉄を下りたとたんにまた大きな地震。あれは心が折れましたね。
▷自動販売機の甘い缶ジュースをごはんがわりにしていました。それもすぐ売り切れてしまったケド…
▷同じく、近くのコーヒー屋さんが提供していたコーヒー… 久しぶりにいただいて、とってもほっとしたのを覚えています。
▷東北大学病院そばの白松がモナカには、助けられました。本当ーに食べるものがなかったので毎日モナカをかいに走ってました。
▷まちの中心部はガスの復旧が遅かった。電気は早かったけど。
▷3月14日か15日の昼ごろ、買い出しに出ても何も買えず、朝食も摂っておらず、という中で通りかかった駅前の某つけ麺店、無料でふるまっていたラーメンもなくなり、チャーシュー1枚だけになりますがどうぞ、とふるまってくれた、その1枚のチャーシューのかみごたえと味、今でも忘れられません。
ふせんのコメントについて
この展示には、仙台市内はもとより、沿岸部・内陸部、宮城県内外、国内・海外を問わず、大人から子どもまで、さまざまな立場の方々が来場され、展示された震災時の写真から想起したことを、ふせんに書いてくださいました。ここでは、その寄せられたコメントの原文を、そのまま掲載しています。
2011年4月13日 宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町
記録:佐藤正実さん
提供:NPO法人20世紀アーカイブ仙台
「3月12日はじまりのごはん」とは
炊き出し、買い物、食卓の風景など、震災時の「ごはん」にまつわる写真を展示し、それらの写真を見て思い出したことや当時の暮らしぶりなどを、来場者に自由にふせん紙に書いてもらう参加型展示です。この展示は、NPO法人20世紀アーカイブ仙台と3がつ11にちをわすれないためにセンター(わすれン!)が協働で企画しました。
展示された各パネルの概要や利活用事例等は[いんでっくす]ページをご覧ください。