ごうけいほうもんしゃすう

11 子が母に聞く震災のお話①

星空と路」の会場で展示されていた録音小屋のサンプル映像をみて、「やってみたい」とスタッフに声をかけてくれたお子さんがいました。今回は、そのお子さんがお母さんを誘って録音した、親子の会話です。

前半は、選択した3つの質問をガイドに、お母さんが震災直後の様子をお子さんに話します。
震災当日は、仙台市内の仕事場にいたと話すお母さん。地震のあとに女川にいるご家族のことが気になったことを思い出します。電話がすぐに繋がらなかったという話を聞き、お子さんは「連絡線が途切れていたのかな」と気になったことを時折声にします。
お話の最後には、お子さんが2024年元日に発生した令和6年能登半島地震について、自分の考えを語りました。

記憶に残っている当時のこと、わすれたくないことをお子さんに伝えようと丁寧に言葉にする様子がうかがえる音声です。
(11分間)

00:00~ 震災が起こったあとどうしましたか?
02:09~ どれくらいの時期に仕事(学校)を再開しましたか?
04:02~ わすれたくないことはありますか?

***

話し手:母
聞き手:子
このお話が録音された日:2024年3月10日



【わすれン!録音小屋とは】
当時のこと、そこからの暮らし、いまの気持ち。これまで聞けなかったこと、話したかったこと。あなたの家族や友人などに聞いてみませんか。話し手と聞き手のふたりひと組で、録音して残し、後世に伝えていくプロジェクトです。詳しくはこちら
*この記事は、録音されたお話をわすれン!スタッフが編集したものです。

 

<2024年3月28日記事作成>

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せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

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