ごうけいほうもんしゃすう

12 福島と東京で震災を経験したふたりのお話①

今回お話ししたのは、仙台市の大学で研究を共にしている佐藤さんと小野さんです。
年齢も居住地も異なるふたりは、東日本大震災でもまったく違った経験をしたそうです。前編と後編の2話にわたります。

  ***

震災当時、福島県郡山市の小学5年生だった佐藤さんのお話を、東京で震災を経験した小野さんが聞いていきます。
食べもののありがたみを実感したというエピソードや、学校で被災した体験を語るうちに、話は原発事故のことに。佐藤さんは、原発事故の受けとめ方が福島県内と県外で異なると感じてきました。事故で受けた影響について周囲で見聞きしたことを話すうちに、さまざまな記憶が沸々と蘇ってきます。お話は後編に続きます。(59分間)

 

00:00 自己紹介
06:15 震災時に食べたもの(うどん・おにぎり)
             地震直後のクラスの様子
25:51 東京にいた小野さんの体験
28:57 福島と東京
    (身近な大人の怒り・中通り・放射能測定器・星新一『ひとつの装置』・線量計・
      甲状腺の検査・いつもは思い出さない記憶...)
46:53 記憶を残すこと・話すこと
※タイムスタンプをクリックすると、YouTube(外部サイト)に移動します。

***

話し手:佐藤さん(宮城県仙台市在住、20代)
聞き手:小野さん(神奈川県鎌倉市在住、40代)
このお話が録音された日:2024年730



【わすれン!録音小屋とは】
当時のこと、そこからの暮らし、いまの気持ち。これまで聞けなかったこと、話したかったこと。あなたの家族や友人などに聞いてみませんか。話し手と聞き手のふたりひと組で、録音して残し、後世に伝えていくプロジェクトです。詳しくはこちら
*この記事は、録音されたお話をわすれン!スタッフが編集したものです。

 

<2024年10月1日記事作成>

 

 

月別アーカイブ

センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

3がつ11にちをわすれないためにセンター
(せんだいメディアテーク 企画・活動支援室内)

〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1

TEL 022-713-4483

Copyright © 2024 sendai mediatheque. All rights reserved.