せんだいメディアテークは、美術・映像文化の活動拠点であると同時に、ライブラリーも包含する複合施設です。東日本大震災では、2〜4階の仙台市民図書館や2階の情報ライブラリーも被害を受けました。それらが再開するまでの記録(1)です。
■3月11日
14時46分、地震発生。来館者、職員約300人が緊急避難。けが人等なし。
揺れが落ち着いたところで、手分けして被害状況および危険箇所確認。立ち入り禁止区域の表示とパーティション設置。
【参考映像】当日の揺れの映像
〈2階:仙台市民図書館/児童書ルーム、おはなしのへや〉
子ども向けの図書を集めた「児童書ルーム」や、その奥の絵本読み聞かせなどに利用されていた「おはなしのへや」でも児童書や絵本等が落下・散乱するなどした。
撮影:仙台市民図書館スタッフ
撮影:仙台市民図書館スタッフ
〈3・4階:仙台市民図書館〉
定禅寺通に面した大ガラス1枚が破損。本棚の本も多くが落下し、足の踏み場もない状態になった。
撮影:仙台市民図書館スタッフ
撮影:仙台市民図書館スタッフ
撮影:越後谷出
撮影:越後谷出
【参考映像】わすれン!ストーリーズ 038 仙台市図書館職員
■3月29日
〈3階:仙台市民図書館〉
開架図書の整理作業本格化。他館職員の応援も得て行われた。
※撮影者名の記載がないものは、すべてせんだいメディアテークスタッフ撮影。
【参考記事】
せんだいメディアテーク被害状況
せんだいメディアテーク 再開へのあゆみ(1)(2)
せんだいメディアテーク 再開へのあゆみ(その後)