これは、2011年3月25日の、塩釜市内のドラッグストアの様子を撮影したものです。写真は、おむつの売り場を写しています。
この時は、まだ食料や生活するうえでの消耗品も十分ではなく、外部からの支援や補給によって賄われていました。その逼迫した状況が写真からも読み取れると思います。
「ああ、震災ってこどもやお年寄りも問わず、無差別に人を襲ってしまうものなのだな」と、自然災害の残酷さを胸に抱きました。そして、その窮地から少しでもこどもたちを守りたいという、親たちの愛情・母性・気迫のようなものも、この売り切れたおむつ売り場の写真から感じ取りました。
2011年3月25日
宮城県塩竈市栄町9-36 ツルハドラッグ塩釜栄町店