東北にゆかりのある大学生・留学生たちが中心となり、東日本大震災の体験談を投稿・閲覧できるウェブサイトを運営してきた「Project San-Eleven」。コロナ禍の2020年に発足したこのプロジェクトには、日本国内のみならず海外からも手記が寄せられ、震災当時小中学生だった彼ら/彼女らのそれぞれの視点で綴られた言葉が集まりました。
2022年3月、主要メンバーの卒業に際してウェブサイト運営を一旦終了するにあたり、これまでに集まった記録の一部をまとめ、『つむぎだす 若者の記録 〜国内外の学生による10年目のダイアローグ〜』という一冊の本を制作しました。
今だから語れる震災当時の体験談や、学生たちが実際に女川・陸前高田・石巻を訪ねて書いたエッセイ、当時の体験を語り合う対談などが収録されています。
*「星空と路—3がつ11にちをわすれないために—」(2022年3月9日〜4月24日)の展示物として制作されました。
◎冊子のPDF版はこちらからご覧いただけます。
『つむぎだす 若者の記録 〜国内外の学生による10年目のダイアローグ〜』(PDF版)
◎Project San-Elevenのウェブサイトでは、冊子に掲載されたものを含むすべての記録をご覧いただけます。
Project San-Elevenのウェブサイト
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