福島県新地町で福田十二神楽に携わる人々や、福島県浪江町・南相馬の町並み、海岸沿いの風景などを記録している「3がつ11にちをわすれないためにセンター」参加者・岩崎孝正さんをお招きして、これまでの記録映像や現在記録されている映像等を上映します。また、記録者の活動の様子を伺いながら、参加者同士で映像の感想など自由に話し合います。
日時:2014年1月25日(土) 14:00-16:30 (参加無料、申込不要、直接会場へ)
会場:せんだいメディアテーク7F プロジェクトルーム
定員:20名(いす席)
主催:3がつ11にちをわすれないためにセンター(せんだいメディアテーク)
企画:映像サーベイヤーズ
ゲスト
岩崎 孝正
フリーライター。2011年3月11日の震災を受け、「被災地」となった実家福島県相馬市磯部に戻る。以来、文章・写真・映像で、町に住まう人々や、祭祀を記録している。また、ドキュメンタリー映画の評論等執筆活動も行っている。映像記録に『福田十二神楽~2013年5月の記録~』など
こえシネマとは
私たちは、東日本大震災とそれをきっかけにした出来事の中で、その大きさと深刻さに圧倒され、個人の言葉が埋もれてしまっているのを感じています。 多くの人が震災の体験を語りづらいと感じたり、また風化が進んでいる状況で、それぞれが様々な「距離」と向き合いながら震災後の日々を生きているのではないでしょうか。こえシネマでは、映像を見ながら参加者が互いに話し聞くことで、それぞれの「距離」に触れる場を作り、そこで浮かび上がった個人の「こえ」を記録したいと考えています。
映像サーベイヤーズとは
震災後に映画でつながった吉田文恵(OL)、高野裕之(建設業)、村田怜央(劇場スタッフ)の3人による上映会チームです。上映会の原点に返りつつ、新しい上映会をつくる団体を目指しています。
ブログ:http://koecinema.blogspot.jp
メールアドレス:koecinema@gmail.com
サロン・ド・わすれンヌとは
震災や復旧・復興の過程を発信・記録するための情報交換や相談、3がつ11にちをわすれないためにセンター(通称:わすれン!)関連映像の上映などを行う交流の場です。どなたでも自由に参加いただけます。
◎昨年のこえシネマについては、下記の考えるテーブルのホームページでご覧いただけます。
こえシネマ第1回「被災地を撮ること/見ること」レポート
こえシネマ第2回「感情は誘われる~音は映像を変える~」レポート
こえシネマ第3回「その日から当事者になった/感情は誘われるⅡ」レポート
こえシネマ第4回「それぞれの距離に触れて」レポート