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【利活用事例】第8回若林・宮城野シーサイドマラソン

2023年12月3日に開催された、「第8回若林・宮城野シーサイドマラソン」の「マラソンコース近辺の震災前の写真展」に行ってきました。

毎年12月に開催され、海沿いを走るこの大会は、「コースの全域が津波の被災エリア」ということを特徴としています。震災前の風景を伝える写真展が会場の一角で行われていました。

このパネル展で、今回わすれン!のウェブサイトに掲載している震災前の写真が11点使用されました。今回は宮城県仙台市若林区と宮城野区の沿岸部、貞山運河などの震災前の風景が主に利用され、パネルに大きく印刷された写真には、震災前の街の様子、発災からの歩みについて文章が添えられていました。

テント展示の一角には、当センターが企画制作し、せんだいメディアテーク内に設置している「インタビューシート」を記入したり、閲覧できるコーナーも設けられていました。インタビューシートとは、東日本大震災について13の問いから個人の体験を振り返り記入するA3版の用紙です。今回はウェブサイトで公開しているシートを複製し、記入者の年代別にファイリングして来場者に見てもらえるように置いていただくとともに、来場者が書くことも出来るように白紙のインタビューシートも併せて設置していただきました。

 

いつでも誰でも見られるように、とウェブサイトで公開している写真やインタビューシートですが、写真に記録された風景の実際の場所近くで展示され、利活用していただいた貴重な機会となりました。

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センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

3がつ11にちをわすれないためにセンター
(せんだいメディアテーク 企画・活動支援室内)

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TEL 022-713-4483

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