仙台市立中野小学校は、仙台新港の近く、七北田川沿いにありました。震災時に2階まで津波が押し寄せた校舎は、すでに取り壊されています。 3月11日は、子どもたちや近所の住民などおよそ500名が避難していました。翌日から自衛隊による救出活動が行われ、子どもたちや住民は無事避難する事ができました。
これらの写真は、避難活動が一段落した3月12日に、学校の先生方が撮られた中野小学校と学校近隣の様子です。
■3月12日の職員室
職員室は、物が散乱したままになっている。
■校庭側から見た校舎
学校から避難する際に撮影。押し寄せた瓦礫が、2階の高さまで積み重なっている。後ろに見える黒煙は、仙台港コンビナートで発生した火災によるもの。
■七北田川沿いの様子
路面が見えているのは、学校まで救助の車が通れるよう、すでに瓦礫がかき分けられていたため。
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