明日への経路を見つけるための小さなヒントの研究所。 避難する途中で車を乗り捨てた百々さんは、子どもの手を引いて走りました。 急いで校舎の3階まで登って外を見ると、校庭に侵入してきた波が車を飲み込みながら、洗濯機のようにぐるぐる回っていました。 そのとき目にした光景と心情を振り返ります。 経路研究所 ケース@東松島市大曲浜保育所 前編 【経路研究所とは】 3がつ11にちに、地震から津波が来るまでをどのように過ごしたか。そこからより高い場所へ避難し、救助されるまでを時系列で整理することで、津波に遭遇した方々の避難経路を研究するシリーズです。