宮城県仙台市宮城野区蒲生地区 津波によって、このエリアは大きな被害を受け、多くの住宅が押し流されました。震災以前、七北田川の河口北側に広がる蒲生干潟には多様な動植物が生息し、その周りには多くの住宅や工場などが立ち並んでいました。 地震の時は、勤務先である近くの工場へ避難した渡辺市雄さん。そこから自宅の様子を眺めるも、あまりの津波の猛威に家屋が流されたことを瞬時に悟ったそうです。かつて船乗りをしていたこともあって震災後も毎日のように海辺の自宅跡へと足を運びます。日々、復元されていくその家には、カメの頭蓋骨やクジラの骨、小屋の上には七福神の二つの顔などもあしらわれ、渡辺さんの個性が溢れます。 関連記事: 2013年2月3日【生きられる家】蒲生地区 渡辺さん宅 その後の断章 2015年6月17日【生きられる家】蒲生地区 渡辺さん―移転、そして新たな小屋―