【リアルふっこうボイス】
3.11
震災当日は市役所で仕事中だった。職員もパニックだった。
夜になったら津波が来て、2泊3日市役所にいた。
3.11 by tomohi_lite
渡波
湊とか渡波とははまちなかと違って手つかずだった。
車も家も最近まで残ったままだった。家の周りは人がいなくなってまだガレキも残っている。
渡波 by tomohi_lite
今後のすまい
私の家はぎりぎり市で買い取ってもらえる地区にはならなかった。
同じ場所には住まないと思う。一軒家をどこか探そうという話になっている。
まちの将来像
とにかく、元に戻ればいいと思う。あわよくばもっと賑やかになればいいと思うが。
お年寄りには良いまち。制服などはここら辺でしか買えない。
石巻に残りたい?
災害になったからどこかほかの場所に行きたいというのはない。家はこっちあった方が断然良い。
まわりも出て行きたいとは思ってないと思う。
気持ちの変化
最初は、震災時のことやそのときの気持ちを聞かれても答えたくなかったし、わからなかった。今は、思っていることを話したくないというのは無くなってきた。
市役所でのしごと
最近は落ちつてきたけど、最初の頃は大変だった。市民の方はちょっと頼り過ぎかな…と。案内係と言っても私はクレーム係。
支援のとらえかた
義援金も補助金も当たり前になってしまってはいけないのでは。
ボランティアの人とも話すが、当たり前と思われているみたい。