2013年7月31日。宮城県気仙沼市を訪れた。
気仙沼港フェリーターミナルには、プレハブの切符売り場ができていた。
造船所に多くの船が停泊している。
港付近には、まだ解体作業中の建物もあった。
鹿折地区にある、第18共徳丸。
取材に訪れた当時は、震災遺構として保存するか解体するかの議論が行われていたが、その後解体する事が決定し、2013年9月より解体作業がスタートした。
車や人と比較すると、船の大きさに圧倒される。これが、海から流されてきた事を考えると、改めて津波の恐ろしさを感じる。
船の前には、花が手向けられていた。また、撮影についての注意書きもあった。
船の周りでは、瓦礫撤去作業も行われていたが、まだまだ手つかずの部分も多く残っていた。