明日への経路を見つけるための小さなヒントの研究所。 東松島市大曲浜保育所で2歳と3歳の子どものクラスを担当していた百々静香(どど しずか)さん。 地震が起きたとき、子どもたちはホールでお昼寝中でした。言われるままに残っている子どもたちを車に乗せて大曲小学校に向かいましたが、道路は避難する車で渋滞していてなかなか進みませんでした。途中で車を乗り捨て、小学校を目指しました。 不安と混乱の中で向かった小学校への道のりを振り返ります。 経路研究所 ケース@東松島市大曲浜保育所 後編 【経路研究所とは】 3がつ11にちに、地震から津波が来るまでをどのように過ごしたか。そこからより高い場所へ避難し、救助されるまでを時系列で整理することで、津波に遭遇した方々の避難経路を研究するシリーズです。