コメント:
当日の来園者は約20名。来園者の避難を終え、スタッフ2人で園内の確認をしていると、地元の一家3人が公園に避難してきました。一家と一緒に公園の中で一番高い場所(展望台)に向かう途中、2人は木々をなぎ倒していく津波の音を耳にします。食料や道具を積んでいたリヤカーを置いて、展望台へ急ぎました。雪に降られた3月11日の場景を振り返ります。 ※海岸公園冒険広場は復旧工事の後、2018年7月に再オープンしました。5人が避難した展望台は「避難の丘」に変わりました。
シリーズ「経路研究所」:
明日への経路を見つけるための小さなヒントの研究所。3がつ11にちに、地震から津波が来るまでをどのように過ごしたか。そこからより高い場所へ避難し、救助されるまでを時系列で整理することで、津波に遭遇した方々の避難経路を研究するシリーズ。
撮影:
長崎由幹(わすれン!スタッフ)/細谷修平(わすれン!スタッフ)
撮影年月日・撮影地:
2011年7月11日(宮城県仙台市)
収録:
21分
制作年:
2011年
※このDVDには英語字幕が付いています。
本作品は、せんだいメディアテーク2階の映像音響ライブラリーにて、貸出・視聴サービスをご利用いただけます。DVDの貸出状況のご確認には、仙台市図書館ウェブサイトの資料検索をご利用ください。
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*本DVDに収録している映像はYoutubeでも公開しています。
震災当時の海岸公園冒険広場の様子をまとめた記事「海岸公園冒険広場での津波の記録」もDVDと合わせてご覧ください。