コメント:
石巻市の雄勝小学校校長の土井正弘さん。校庭の前の道路に津波が現れたとき、避難計画で想定されていた避難場所よりももっと高い場所へ向かう必要があると考え、小学校に集まった人々と一緒に学校の裏山を越えて避難しました。雪の降る中山道を一時間かけて歩き、その日の晩は山の上にあるクリーンセンターで過ごしました。判断を促した背景には、忘れることのなかった地域の教訓と日々の心がけがありました。目の前で起きること、これから起きていくことを想像しながら過ごした数日を振り返ります。
シリーズ「経路研究所」:
明日への経路を見つけるための小さなヒントの研究所。3がつ11にちに、地震から津波が来るまでをどのように過ごしたか。そこからより高い場所へ避難し、救助されるまでを時系列で整理することで、津波に遭遇した方々の避難経路を研究するシリーズ。
撮影:
長崎由幹(わすれン!スタッフ)
撮影年月日・撮影地:
2011年7月29日(宮城県石巻市)
収録:
27分
制作年:
2011年
※このDVDには英語字幕が付いています。
本作品は、せんだいメディアテーク2階の映像音響ライブラリーにて、貸出・視聴サービスをご利用いただけます。DVDの貸出状況のご確認には、仙台市図書館ウェブサイトの資料検索をご利用ください。
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*本DVDに収録している映像はYoutubeでも公開しています。