コメント:
海の目の前に住んでいた武澤廣征さん。地震から数分後に、町の防災無線を通じて「大津波警報」が発令されたため、祖母と逃げる準備をしました。近くに山など高い場所もないので、あまり使うべきではないと思いながらも車で避難することに。一度は役場へ到着するものの、祖母がアイロンのスイッチを消し忘れたと不安がり、それを確かめに再び自宅へ戻ろうとしました。その途中、松林の高さを越えるほどの様々な色をした壁のようなものが見えました。見たことのない景色に何も考えられず、とにかく山側へと車を走らせました。そのときの場景、心情を振り返ります。
シリーズ「経路研究所」:
明日への経路を見つけるための小さなヒントの研究所。3がつ11にちに、地震から津波が来るまでをどのように過ごしたか。そこからより高い場所へ避難し、救助されるまでを時系列で整理することで、津波に遭遇した方々の避難経路を研究するシリーズ。
撮影:
佐藤貴宏(わすれン!スタッフ)
撮影年月日・撮影地:
2011年12月22日(福島県相馬郡新地町)
収録:
34分
制作年:
2013年
※このDVDには英語字幕が付いています。
本作品は、せんだいメディアテーク2階の映像音響ライブラリーにて、貸出・視聴サービスをご利用いただけます。DVDの貸出状況のご確認には、仙台市図書館ウェブサイトの資料検索をご利用ください。
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*本DVDに収録している映像はYoutubeでも公開しています。