制作者のコメント:
大きな地震があった町で暮らす知人を訪ねる男。2人は、何を話すわけでもなく、訥々と、寄り道をしながら言葉を重ねる。忘れていいことと、忘れてはいけないことと、忘れなくてはいけないこと。忘れたくても思い出せないこと。時が記憶を言葉にして、「言い切れなさ」も形を変える。
2017年初演の記憶と忘却をめぐる会話劇『とおくはちかい』を全編改稿し、異なるキャストで上演した際の映像記録。
制作:
屋根裏ハイツ
出演:
三浦碧至、渡邉悠生(仙台シアターラボ)
作・演出・音響:
中村大地
撮影:
岩崎孝正、小森はるか、壺内里奈
編集:
小森はるか
撮影年月日・撮影地:
2020年7月27日(東京都目黒区 こまばアゴラ劇場)
収録:
83分
制作年:
2020年
【視聴者のこえ】
・ふだん演劇に触れる機会がなかったのですが、おもしろかったです(と同時に難しかったです)。(2021年3月上映会)
・素晴らしい作品ありがとうございました。質問というか、気になることとして、部屋のなかにある「柱」みたいなものは、仏壇ないし抽象的な表現をしているのかなと思って、それを数回いじることで、時間・空間が転換されたシーンはかなり印象でした。女性のversionも見たくなりました。(2021年3月上映会)
本作品は、せんだいメディアテーク2階の映像音響ライブラリーにて、貸出・視聴サービスをご利用いただけます。DVDの貸出状況のご確認には、仙台市図書館ウェブサイトの資料検索をご利用ください。
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