制作者のコメント:
若林区荒浜小学校、七郷小中学校の卒業生が中心となり、「つながりが失われた町にふたたび思いを共有する場をつくる」ことを目的として毎年行っている「HOPE FOR project」。震災後の3月11日に荒浜地区で花の種を入れた風船を飛ばし思いを馳せる場を開くほか、震災遺構となった荒浜小学校での音楽ライブの開催、元地域住民だけでなく、荒浜地区を思う人々が集える場づくりに継続して取り組んでいます。
この映像は、その舞台裏に関わった関係者の証言と10年の記録映像です。
制作:
HOPE FOR project実行委員会
企画:
高山智行・鈴木さち・濱岡恭太
インタビュー撮影・編集:
金谷竜真
撮影年月日・撮影地:
2020年9月6日・12日(宮城県仙台市若林区荒浜)
収録:
19分
制作年:
2020年
【視聴者のこえ】
・HOPE FOR projectの活動を応援しています。風船リリースは人の優しさに触れることのできる時間であり空間です。大変なこともたくさんのりこえて続けてこられていると思います。苦しんでいる人たちの気もちによりそえる優しさを持つ人に私もなりたいです。(2022年3月上映会)
・震災後10年間続けるということの覚悟や思いを聞くことができて、すごく勉強になったし、これからの自分の活動の参考にしたいと思った。運営側や地元の人、他にも多くの人々の居場所になっているのだと感じました。(2022年3月上映会)
・すごく心がふるえます。苦しいけどあたたかい、痛みがあるけど大切なことがある。すてきでした。(2022年3月上映会)
本作品は、せんだいメディアテーク2階の映像音響ライブラリーにて、貸出・視聴サービスをご利用いただけます。DVDの貸出状況のご確認には、仙台市図書館ウェブサイトの資料検索をご利用ください。
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関連動画:10 years of HOPE FOR project -Behind the scenes-
*本DVDに収録している映像はYoutubeでも公開しています。