ごうけいほうもんしゃすう

星空と路 —3がつ11にちをわすれないために—(2023)

あの日の星空と、そこから歩んできた12年を振り返る

せんだいメディアテークは201153日、東日本大震災という大きな出来事に向き合い、ともに考えるために、「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(略称:わすれン!)を開設しました。
「わすれン!」には、市民、専門家、アーティストなどさまざまな立場の人びとが参加し、ともに震災にまつわる事柄を記録し、発信しています。

「星空と路(みち)」は、センターの参加者による記録を紹介する展示や上映会、そしてこれまでに寄せられた記録の利活用の試みの場として、毎年3月に開催しています。個々のまなざしがとらえた記録を通して、これまでの道のりとこれからの歩みを考える時間を過ごすことができればと思います。

▶︎▶︎▶︎開催概要

会場:せんだいメディアテーク
入場無料・申込不要

[展示]
3月8日(水)〜3月12日(日)10:00-18:00 
1f オープンスクエア
※なお、2fには「わすれン!資料室」という常設の展示もございます。

[上映]
3月12日(日)11:00-17:30 
7f スタジオシアター
*スケジュール詳細は下記をご参照ください。

▶︎チラシをPDFで見る

主催・問い合わせ
せんだいメディアテーク企画・活動支援室
3がつ11にちをわすれないためにセンター
仙台市青葉区春日町2-1
TEL 022-713-4483 / FAX 022-713-4482

新型コロナウイルスへの対策について
体調が優れない方はご来館をお控えください
マスク着用、手指消毒、咳エチケットにご協力ください
入場人数を制限する場合があります
やむを得ず中止となる場合があります

* * *

以下はプログラム詳細です。

 

▶︎▶︎▶︎展示(市民によるプロジェクト)

中野伝承プロジェクト(なかの伝承の丘保存会)

旧中野小学校区の記憶をつなぐ活動の記録

震災により甚大な被害を受けた、仙台市宮城野区の旧中野小学校跡地に作られた「なかの伝承の丘」。その保存会の皆さんの活動の様子を、メンバー自らが映像で記録しました。草刈りや桜の植樹、3月の慰霊式典や法要など、日々の活動をまとめた映像を展示します。

 

沿岸部の車載映像(木村グレゴリオ

車窓から記録した沿岸部の12

車にビデオカメラを乗せてその走行ルートを記録する車載映像の撮影を続けてきた木村グレゴリオさん。その活動は現在でも続いています。震災の16日後に仙台の市街地から沿岸部に向かったルートを2023年に改めて撮影した記録など、車載映像に焦点を当てた展示を行います。

 

HOPE FOR project

これまで聞こえることのなかった若者たちの声

現在は震災遺構となった荒浜小学校を拠点とし、地元小中学校の卒業生が中心となって毎年311日に人の集う場づくりを行う「HOPE FOR project」。その活動の一環として、元地域住民の方々の語りを記録しています。今回は震災当時小中高生だった若者たちへのインタビュー映像を展示し、ふるさと荒浜の記憶を伝えます。
3/12(日)上映会開催

 

地図に記された風景(髙橋親夫

浪江町・双葉町のまちの記録

仙台在住の髙橋親夫さんは、2016年よりほぼ毎月福島に通いまちの記録を続けてきましたが、昨年夏にその活動を一区切りしました。原発事故以降のまちの変化などを写した1万枚以上の写真と、その撮影地を詳細に記した地図を展示します。
20213月の展示「浪江のきた道、ゆく道」の完結編です。

 

鈍行旅日記(福原悠介

旅をしながら考える、人と記録の関係

2022年夏、鈍行列車で各地を旅した際の映像に、道中で書かれた旅日記の朗読をのせたシネ・エッセイ。仙台を出発して、福島、三里塚、広島、水俣など、かつて映画=記録でみた土地をめぐりながら、変わってゆく人と記録の関係に思いをはせた「記録についての記録」です。

 

相馬クロニクル

高校生がとらえた震災後の福島

震災後に相馬高校放送局が制作した作品の上映を行っている任意団体「相馬クロニクル」。福島の高校生の震災や原発事故に対する想いが込められた作品の中から、今回は2011年〜2014年に制作された音声作品を聴けるブースを設けます。

 

▶︎▶︎▶︎展示(わすれン!企画のプロジェクト)

わすれン!録音小屋

ふたりで震災の対話を残すプロジェクト

ふたりひと組で小部屋に入り、震災にまつわる話を録音する「わすれン!録音小屋」。これまでに録音された音声の一部を紹介します。
※コロナ禍でしばらく休止していましたが、現在利用を再開しています。
(予約不要、2階の映像音響ライブラリーカウンターにて常時受付中)

 

わすれン!バックナンバーズ

わすれン!の記録を掘り起こす

2011年の開設以来、数多くの記録を公開してきた「わすれン!」のウェブサイト。改修工事のためメディアテークが臨時休館した昨年810月の間、なかなか触れる機会の少ない過去の記事を掘り起こしてツイッターで紹介しました。記録群へ潜る手がかりとして、それらの投稿を展示します。

わすれン!のツイッター @recorder311

 

3月12日はじまりのごはん−いつ、どこで、なにたべた?−

食から思い出す震災の記憶

3.11オモイデアーカイブとわすれン!による協働企画。時間が経ち、徐々に語られにくくなった震災について、当時の「食」にまつわる写真をきっかけに、来場者が当時の体験や想いを自由にふせんに書いていく参加型の試みです。

 

アーカイヴィークル

わすれン!の資料を運ぶ小さな資料室

わすれン!にこれまで寄せられた記録をもとに制作した展示パネルやDVD、「わすれン!レコード」などが閲覧できる小さな屋台のようなもの。普段は2階の「わすれン!資料室」に設置されており、パネルやDVDはライブラリーで貸出しています。

 

以上の展示のほか、
震災が起きた時何してた? 心に残っている言葉は? 聞いていた音楽は?など、さまざまな問いから出来事を振り返るワークシートを会場に設置します。
あなた個人の体験を書いて教えてください。

 

* * *

 

▶︎▶︎▶︎上映

日時:3月12日(日)11:00-17:30
会場:7fスタジオシアター

入場無料、申込不要。
途中の入退場自由。各回15分前に開場します。どうぞお気軽にご来場ください。

 

プログラム(1)「声なき声 Arahama Living History」

3月12日(日)11:00〜12:00(予定)

制作:HOPE FOR project実行委員会

東日本大震災から10年以上が経ち、仙台市荒浜地区に住んでいた当時小中高生だった人びとは、今なにを思うのか。毎年311日に荒浜で人の集う場づくりを行っている「HOPE FOR project」が記録した、若者たちへのインタビュー映像を上映します。これまで表に出ることのなかった声に耳を傾けます。

 

プログラム(2)「車載映像 仙台市街地から沿岸部への往復90分の旅」

3月12日(日)13:30-15:30(上映90分、トークあり)

震災直後の3月27日、仙台の市街地から沿岸部に向かったルートを撮影した『車載映像 2011.3.27 仙台ー塩釜ー仙台港ー仙台』を、12年を経て改めて上映します。ただ車窓を眺めながら、当時の仙台で流れていた時間を追体験する90分間です。上映後のトークでは、現在も記録を続ける木村グレゴリオさんにお話を伺います。

トークゲスト:木村グレゴリオ(制作者)

 

プログラム(3)「鈍行旅日記」

3月12日(日)16:00〜17:30(上映60分、トークあり)

2022年夏、鈍行列車で各地を旅した際の映像に、道中で書かれた旅日記の朗読をのせたシネ・エッセイ。仙台を出発して、福島、三里塚、広島、水俣など、かつて映画=記録でみた土地をめぐりながら、変わってゆく人と記録の関係に思いをはせた「記録についての記録」です。上映後のトークでは、制作者の福原悠介さんにお話を伺います。

トークゲスト:福原悠介(制作者)

 

* * *

 

2fの常設展示「わすれン!資料室」 へもお立ち寄りください

昨年11月より、メディアテーク2階に常設展示「わすれン!資料室」がオープンしました。「わすれン!録音小屋」や「3月12日はじまりのごはん」、ほか各地の定点観測写真や震災体験の手記など、これまでに寄せられたさまざまな記録資料の一部をご覧いただけます。
「星空と路」にお越しの際は、ぜひ2階の資料室へもお立ち寄りください。

 

[2023年1月23日 公開]

月別アーカイブ

センターについて

せんだいメディアテークでは、市民、専門家、スタッフが協働し、東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを独自に発信、記録していくプラットフォームとして「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれン!)を開設しました。

詳しくはこちら
Copyright © 2023 sendai mediatheque. All rights reserved.